前回の投稿では、日本においてアスリート一人一人に十分なデュアルキャリア支援が及んでいない現状と、そのことに対する我々の“想い”についてご説明させて頂きました。
では、「日本においてデュアルキャリア支援に対する取り組みが本当に全くないのか?」と言われると決してそういうわけではありません。
その中でも今回は、バリュエンスホールディングス株式会社様の「アスリートのためのデュアルキャリア採用」という取り組みを紹介させていただきます。この取り組みは、10競技×10選手の合計100人の選手をアスリート枠で採用することで、「アスリートが競技をあきらめることなく、「競技」も「仕事」も本気で取り組むことのできる環境をサポートする」もので、日本におけるデュアルキャリア支援の先進的な事例の一つだと言えます。またこの取り組みは、新型コロナウイルス感染拡大で将来に不安を抱くアスリートを支えたいという、代表取締役社長で、ご自身も元Jリーガーである嵜本晋輔社長の強い“想い”に根差したものでもあります。
このような「デュアルキャリア採用」の取り組みがより普及・浸透していくことで、多くの優れたデュアルキャリア人材がそれぞれのフィールドで活躍する。そんな未来を実現させるため、我々株式会社プロサポも、デュアルキャリアの重要性を知ってもらうための活動や、一人一人のアスリートに寄り添ったサービスの提供を通じて、日本のデュアルキャリア支援分野の成長・発展に貢献していきたいと考えています。(増本)
まだ読んでおられない方は、前回の投稿も是非チェックしてみてください!デュアルキャリア支援と日本の問題点 – 株式会社プロサポ (pro-sapo.co.jp)